フレンチを食べに行きましょう

フレンチと言えば、ちょっと気取ったオシャレなお料理だ。チマチマっとお皿に盛られたお料理に、色鮮やかなソースがかかって、綺麗なお野菜が添えられて。お値段もイタリアンなどの庶民的なお店と比べると、総じてお高め。結婚式で供されるお料理と言うイメージも強い。フォークやナイフがずらっと並べられて、マナーが難しいという印象もある。こどもが騒いだりはしゃいだりしていいような雰囲気では、決してない。


そんなわけで、この春小学生になった娘は、まだフレンチを食べに行った経験がない。結婚式にでも招待してもらえば、自動的にフレンチを経験することになるのだろうけど、晩婚だったわたしの周りで最近結婚するひとと言えば、年下のいとこ達くらい。離れて暮らす我が家には気を使って招待状は届かないので、結局結婚式に行く機会はなかなか訪れないのだ。しかし、小1の女の子ほど好奇心のかたまりのような存在もないのではないか、と思うほど、娘は好奇心旺盛。食べることも大好きだし、フレンチの味そのものは必ずや彼女の口に合うだろうと思う。


こどもが興味を示したり喜びそうなものは、与えてやりたいのが親心というもの。クリーム系のパスタなどを好むし、バターも大好きな彼女が、フレンチの料理を見てその美しさに感動の声をもらし、一口食べて目を潤ませる姿は簡単に想像できる。小学生にもなったことだし、そろそろフレンチデビューしてもいいんではないだろうか。今度の週末には家族でちょっとオシャレして、フレンチレストランに出かけてみようかと思う。普段食べているお店よりもちょっと高級なので、あまり気に入られてしょっちゅう行きたがっても困ってしまうけど。

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